コンタクトレンズが医療機器と言うことを知っている人は少ないです。医療機器である以上、扱い方を分かっておかないといけません。しかし、使い方を間違っている人が大勢います。それでは目に障害が発生することもあるので注意しましょう。
■コンタクトレンズの知識 ハードレンズ編コンタクトレンズ、単にコンタクトと略されることが多いですが、さまざまな種類があります。大きく分ければハードとソフトですが、使い捨てタイプや新しい素材のものも増えています。種類が豊富になりましたが、自分に合うタイプのものを選ばないといけません。
そして、そのタイプに応じた着用の仕方、ケアのやり方を分かっておくことです。ハードレンズは物の見え方がはっきりするのが最大のメリットになります。しかし、装用感に難があるので避ける人も多いです。
1年から2年程度使用するのが基本なので、当然ながらしっかりケアをしなければいけません。汚れたものを装用することがないようにしましょう。
一方、ソフトレンズは今では使い捨てが主流になりました。しかし、2週間や1ヶ月ごとに交換するものもあります。また、使い捨てと言うと、1日で捨てると言うイメージがあるでしょう。確かに、毎日捨てるタイプのものに人気が集中しています。
しかし、1週間連続で装用して捨てるものもあります。毎日捨てるタイプのものが支持されているのは、ケアが不要だからです。常に清潔なレンズを使えるのは安心につながります。また、ソフトレンズはハードレンズよりもつけていて違和感があまりありません。
ストレスにならないのも嬉しい点でしょう。ただ、物の見え方はハードレンズに劣ります。これは分かっておきましょう。
ケアのやり方ですが、基本中の基本が洗浄です。つけ置き洗いとこすり洗いがありますが、こすり洗いの方がいいでしょう。汚れをしっかり落とすことができるからです。ただし、洗浄をするときは、先に手を洗うことを忘れてはいけません。
手の汚れがレンズに付着しないようにすることが大事です。また、ケア用品には洗浄用や保存用、消毒用など色々あります。自分が使っているレンズの種類に合ったケア用品をチョイスし、正しい順序で使うことが重要です。
もちろん、ケースの清潔も保たなければいけません。ケースにもカビや細菌が繁殖する可能性があります。毎日洗ってしっかり乾燥させるようにしましょう。